2014年KAT-TUN LIVETOUR comeHere

大分経ってしまいました…感想を書いていたのがミスで全部ぱぁになってやる気が出ず…。とりあえず今振り絞れる気力で可能なだけ書き留めておこう。決してレポではなく、単なる雑感です。


参戦公演

7/26 1部 横浜アリーナ アリーナA

7/27 2部 横浜アリーナ センターF

9/27 2部 代々木体育館 スタンド2階


席の良さが満足度に比例した公演でした。まぁ全てのパフォーミングアートに言えることですが。ただジャニーズはどの席もお値段一律なのでぐぎぎぎぎってなります。あと私はとにかく遠くても正面から見たい人なので、今回ステージ正面でみたければアリーナ席がとれなきゃね、って会場にしか参加できなかったのもあります。因みに2013年カウコンはド天井席でしたが、ほぼ正面でみることができたこと、かつ機構が大きかったのでかなり満足して帰ってきました。むしろフェニックスとかの時、上から全体を観れて勝利したと思ってますから。ただ天井席は周りが盛り上がりにくいという欠点はあるんですけどね。


今回のコンサートは他でも散々言われていますが、メインステージでどれだけのものを見せることができるか、への大きな挑戦のシーズンでした。私はその心意気はすごく買います。彼らが所謂ジャニーズのコンサートの型からの脱却を彼ら独自の方向で図ろうといていることがひしひしと感じられました。ただ、その試みにはやっぱり失敗…というか、どうしても既存ファンに受け入れられない部分やまだ詰めが甘い部分(横からの観賞だと効果2割減に感じた…とか)も往々にしてあったと思います。でもそれは生みの苦しみとして仕方がない部分がある。KAT-TUNKAT-TUNというブランドイメージを確立しているためにそのブランドをコンサートで見せつけることが求められている、と考えています。はっきり言って既存ファンはそれを見せて貰いさえすれば満足感を得られる部分があります。しかし、求められるものだけの提供に終わり、立ち止まってしまった時、全てのパフォーミングアートはそこから下にしか行き先はありません。また、挑戦し続けることが彼らを輝かせ続ける、と信じています。


今回のコンサートはコンサートに舞台のスパイスを少し加えたように感じました。全体を通して曲の世界観の表現で映像と光を使った演出はよく考えられていたと思いますし(特にhideandseekやfacetoface)、ストンプからのbreakurcageへ至る古いブロードウェイ感も良かった。KAT-TUNの楽曲はその歴史もあって、物語を感じてしまうものが多いのでいっそ完全にストーリー仕立てでコンサートするのも面白そうです。多分KAT-TUNのこれからのターゲット層は既にアイドルを好きな人ではないと感じました。彼らは年齢をそこそこ重ねていますし、良くも悪くも彼らはアイドルらしからぬアイドルです。担降と呼ばれるファン獲得はそんなに期待できない。KAT-TUNが獲得のターゲットとすべきは他業界のパフォーミングアートファンやアニメファンなどである気がします。そのためのアピール方法や自己プロデュースを磨いていってくれないかなぁ…とファンは勝手に妄想しています。


で、どさくさに紛れて言っちゃうと、今一番自己プロデュースの見直しが必要なのは私的には亀梨君(ファンの身勝手な主張であることは重々承知なのですが…)!彼が一番輝く見せ方は今、彼が行なっている方法とは違うところにあると思っています。コンサートでもTV雑誌でも。多分彼については色々複雑な事情があると思います。ざっと思いつくことをあげると

○自己プロデュースよりグループの立て直しに力を割いている

○グループメンバーへのファンの分散化のためあえて目立たないように、他メンバーのサポートにまわっている

○そもそもパブリックイメージと自分の望んでいる路線が違う…

とかとか…。

でも個人の人気は引いてはグループの人気!もし亀梨君がもっとKAT-TUNを大きくしたいと考えているなら亀梨君ももっと大きくならなければならないはずです。そのために必要な戦略とターゲットを是非もう一度振り返ってみてくれないかなー。(ファンは勝手なものということでご容赦をf^_^;)


改めて読み直すと気持ち悪いですが折角書いたので上げてしまいました(ーー;)